2026年06月01日

スニーズ・コメンツ #82



  • これまでお話ししてきたように、『JUNE』やBLの世界の中で、女の子は 「男の子の着ぐるみを」 着ることで、世の中の不自由なお約束事から自由になることができました。/ 「24年組」 の作家さんたちの多くは、手塚先生、石ノ森先生らの少年マンガを小さい頃から読んで育って来た世代です。自分たちも、そこに描かれている少年たちのように、自由に冒険の旅に出かけたい──そう思っても、当時の世の中が女の子たちにそれを許しませんでした。フィクションの世界の中で、マンガの中で、そういう冒険を描こうとしても、少女マンガのお約束事もそれを許してくれませんでした。/ それをなんとかしようという試行錯誤の中で、男の子に化身することで自由を得る、という独特の表現が生まれて来たのですね。繰り返しになりますが、その 「自由」 の中にはもちろん 「性的な自由」 というものも含まれていました。/ 親から隠れて、こっそり『JUNE』を読んで、自分だけの 「秘密」 を持つ。そういう秘密の世界が、子どもから大人になっていく自立の過程を支えてくれるのだと思います。
    佐川 俊彦『「JUNE」 の時代』


  • b『あんじゅう―三島屋変調百物語事続』宮部 みゆき
  • 『猫の刻参り』が面白かったので、遅ればせながら『おそろし』から読み始めました。加登新左衛門は 「武家の奥方の亡霊は、冥土に行き着けずに迷う魂になり、この屋敷を安住の地と定めている」 と紫陽花屋敷が打ち壊されないように家主を牽制します。「あんじゅう」 は 「暗獣」 と 「安住」 のダブル・ミーニングだったのね。〈くろすけ〉のことを思うと泣けて来ます。
    Posted by sknys (2026-04-18 13:44)

  • b ツアー「たん熊北店」の夕食と「筍料理」花が彩る京都5社寺めぐり Ⅲ
  • 老朽化による建て替えのため、新居に引っ越しました。トミー。さん家との距離は少し縮まったかもしれません。とりあえず運んで来た少女マンガ誌(LaLa、花とゆめ、ぶ~けなど)の措置に苦慮にゃん。資源ゴミとして出すしかないのでしょうか?
    『世界のねこみち』(朝日新聞出版 2017)の巻末に、京都・梅宮大社での1日(朝6時~午後3時)の撮影ドキュメントが掲載されていましたね。
    Posted by sknys (2026-05-16 10:04:22)

  • b 花猫さんのお皿
  • 笑顔の猫皿、花猫さんたちも可愛いです。ご無沙汰していたのは 「引っ越し」 の準備で、忙殺されていたから。今まで溜め込んでいた多くの本や雑誌を棄てることにしました。LaLaは萩尾望都の表紙(1978)だけ手許に残そうと思います。大島弓子の 「綿の国星」(5月号)が載っているしね。
    Posted by sknys (2026-05-16 12:33)

  • b M4 MacBook Airがやってきた #5 最初にやった忘備録
  • 愛機(MacBook Pro)に入れている幾つかのアプリについて。
    • 「TinkerTool」 は隠し機能(Terminal)を簡単にオン / オフ出来るMacの定番アプリ

    • 「RunCat」 はCPU使用率を走る猫のスピードでメニューバーに表示する

    • 「IINA」 は詳細な設定が可能な動画プレイヤー

    • 「Amphetamine」 はスリープを強制的に無効化する(その名称故にApp Storeから一時排除されましたが、抗議によって復帰したそうです)
    Posted by sknys (2026-05-18 20:17)

  • b 「ブログのレイアウト崩れ」
  • 「ブログ引っ越し」 の際、同じようなレイアウトの崩れに何度も難儀しました。</div>が1つ多くても少なくても、サイドバーが最下部に表示されてしまいます。「command+F」 で、<div>と</div>が同数になっているかどうかを確認する方法が見つけやすいかな?
    「リアル引っ越し」 しました。3000枚以上あるらしい(2000枚以上は数えていない)CDの運搬が大変でした。「EL SUR」 の店長は渋谷から江戸川橋への移転で、ギックリ腰になったそうですが。
    Posted by sknys (2026-05-21 13:13)

  • b オルタナ精神、いまだ衰えず
  • 〈Post Empire〉と〈Nail Biter〉は同じ曲みたいな? 〈ByeBye25!〉は《The Collective》(2024)に収録された〈Bye Bye〉のリメイクで、「トランプが事実上禁止している言葉が全て掲載されているサイトから、歌詞を借用することを思いついた」 という。太腿ペインテ ィング 「PLAY ME」 を描いたのは愛娘ココ(Coco Gordon Moore)。見開き紙ジャケ仕様、4つ折りポスター・カード付き。先着購入特典はクリアファイル(A4)、ロゴ・ステッカー、Zine(A5・8P)でした。
    Posted by sknys (2026-05-28 19:41)

                        *

    ブログ記事に付けた「外コメント」を纏めてみたら結構面白いかも?‥‥というアイディアから生まれた再録シリーズの第82集です。コメントは原則としてオリジナルのまま時系列順に転載。事実誤認(誤記)や誤字・脱字、改行の無効化、句読点や記号・顔文字の有無などを精査。内容の分かり難いコメントには補足説明(註)をして、コメントした元記事にリンクしました。過去3カ月間(2026・3・1~2026・5・31)に書いたものの中から、第三者がコメントだけ読んでも面白いものを中心にセレクトしています。今季のトピックは〈リアル引っ越し〉で、ブログ記事の更新は1カ月分を書き溜めていたので支障はなかったが、引っ越し前後の慌ただしさに忙殺されて、他記事にコメントする余裕はなかった。何とか引っ越し出来て安堵する間もなく、「ゴミ屋敷」 と化した部屋の後片づけが想像以上に大変で、「引っ越し鬱」 になりそうだ。なぜ人間は膨大なモノを所有しなければ生きられないのだろうか。資本主義経済社会の宿命だろうか。裸一貫で自由気儘に生きているネコたちが羨ましい。

                        *



    「JUNE」 の時代

    • 著者:佐川 俊彦
    • 出版社:亜紀書房
    • 発売日:2024/05/27
    • メディア:単行本
    • 目次:駆け出しの頃:『JUNE』創刊前夜 / 美少年は自由にする:『JUNE』始動! / 少年愛の輪郭を求めて:『JUNE』の手探りの航海 / シーンが生まれるまで:『JUNE』の成功とBLの夜明け / ハッピーエンドは自分でつくる:拡散するBLと『JUNE』の休刊


    猫の刻参り 三島屋変調百物語拾之続

    猫の刻参り 三島屋変調百物語拾之続

    • 著者:宮部 みゆき
    • 出版社:新潮社
    • 発売日:2025/02/25
    • メディア:単行本
    • 目次:序 / 猫の刻参り / 甲羅の伊達 / 百本包丁 / 富次郎の話──命の取引き


    おそろし

    おそろし 三島屋変調百物語事始

    • 著者:宮部 みゆき
    • 出版社:角川書店
    • 発売日:2012/04/25
    • メディア:文庫
    • 目次:曼珠沙華 / 凶宅 / 邪恋 / 魔鏡 / 家鳴り / 解説 縄田 一男


    世界のねこみち

    世界のねこみち

    • 著者:岩合 光昭
    • 出版社:朝日新聞出版
    • 発売日:2017/04/20
    • メディア:単行本
    • 目次:はじめに / ヨーロッパ / 中東・アフリカ / 南北アメリカ / オセアニア / アジア / 岩合さんの撮影に密着!/ あとがき


    Play Me

    Play Me

    • Artist: Kim Gordon
    • Label: Matador
    • Date: 2026/03/13
    • Media: Audio CD
    • Songs: Play Me / Girl With A Look / No Hands / Black Out / Dirty Tech / Not Today / Busy Bee / Square Jaw / Subcon / Post Empire / Nail Biter / Byebye25!
    posted by sknys at 00:02| 東京 ☔| Comment(0) | c o m m e n t s | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする