2026年06月26日

スニーズ・ラブ 137

  • 「sknys-synks」 は主に映画、漫画、文学などのカルチャーを深く掘り下げて紹介している個人ブログです。特に上村一夫の漫画作品と、その原作(サキの短編小説など)の比較検証といった、マニアックで詳細な解説に定評があります。

    主な特徴とコンテンツ
    ・文学・漫画の考察: サキ短篇傑作集の解説など、絶版作品や古典文学と漫画化作品の関係性を詳細に紐解いています。
    ・幅広い知識: 映画や音楽(童謡のルーツなど)についても触れられており、リサーチ力の高い内容が特徴です。
    ・プラットフォーム: 長年運営されており、映画ファンや愛書家の間では資料性の高いブログとして知られています。
    Google AI


  • b スニンクス(sknynx)とは?(2026-06-06)blog
  • 拙ブログ(sknys-synks)について、「Google AI」 に訊いてみた。質問の仕方によっては見当外れで頓珍漢な記述も多々見られるが、上記の回答は比較的真面に思われる。「サキの短編小説」 は週刊少年マガジンの競作マンガ〈サキ短篇傑作集〉(2011)、「童謡のルーツ」 はマザー・グースの唄〈オレンジとレモン〉(2006)のことで、ソネ風呂(So-net Blog)時代の古い記事を参照していることが分かる。ブログ記事について言及した読者の意見や感想なども考慮しているのだろう。猫ジャケ(necord)、猫本(necobon)、回文(palindex)、音楽(洋楽)、「年間ベスト・アルバム」(rewind)、「折々のねことば」(catwords)、石ノ森章太郎(ishinomori)、萩尾望都、金井美恵子、山尾悠子、皆川博子、山田風太郎、フィリップ・K・ディックなど、長年書き続けている主要テーマについて全く触れられていないのは不可解である。「絶版作品」 は兎も角、「古典文学」 とは何だろう?‥‥手塚治虫と大島弓子がマンガ化したドストエフスキーの 「罪と罰」 のことかしら?

  • b 斎木ひみ子(高校生・16歳)(2026-06-13)books
  • 金井美恵子エッセイ・コレクション 1『夜になっても遊びつづけろ』(平凡社 2013)の巻末インタヴュー 「50年前から、書きたい時は、今もやっぱり 「投稿」 です。」 を裏付けるように特別掲載された付録には頬が緩んだ。群馬県立高崎女子高等学校の生徒だった金井美恵子が 「美術手帖」 に斎木ひみ子(高校生・16歳)というペンネームで投稿していたからだ。どこかで聞き憶えのある名前だなぁと思って曖昧模糊とした記憶を手繰ると、『日常生活の冒険』(1964)の主人公・斎木犀吉の別れた妻の名前(卑弥呼)だった。犀吉のモデルは伊丹十三で、「ぼくが書いた政治的な残酷物語が様々な他人たちの頭に、怒りのキノコを繁殖させた」 と自嘲する語り手は著者・大江健三郎を想わせる若い作家である。当時、女子高生の金井美恵子は『日常生活の冒険』を読んでいたのだ。「政治的な残酷物語」 とは 「世界的文学水準に達した稀有の作品」 と金井が評した 「政治少年死す」(「セヴンティーン第二部」)のことだろう。彼女の 「大江愛」 はJK時代からの筋金入り。金井美恵子にもノーベル文学賞を。

  • b 三島屋変調百物語事続(2026-06-20)books
  • 「奇数巻はハードは話を、偶数巻は比較的明るめの話を集めようと」 考えていたと語る著者のインタヴューの通り、『あんじゅう』(角川書店 2013)に収録された4篇は怖しい怪異譚というよりも、黒いユーモアに包まれている(千街昌之の 「解説」 によると、奇数話と偶数話で明暗のメリハリをつけているという)。「逃げ水」 は水を飲んで涸らしてしまう山の主〈お旱さん〉の顛末。「薮から千本」 は双子を産んだ兄嫁と弟嫁一家への執念深い姑の呪い、「暗獣」 は紫陽花屋敷に棲む 「人を恋いながら人のそばでは生きることのできぬ」 黒い草鞋のような〈くろすけ〉の物語。「吼える仏」 は偽坊主が逗留した隠れ里の因習(シャーリイ・ジャクスンの短篇 「くじ」 を想わせる)。三島屋の女中お勝、手習所〈深考塾〉の若先生・青野利一郎、習子の金太・捨松・良介、「私(宮部みゆき)のお気に入りの」 行然坊など、新たな登場人物がレギュラー化する。「武家の奥方の亡霊は、冥土に行き着けずに迷う魂になり、この屋敷を安住の地と定めている」 と、加登新左衛門が紫陽花屋敷が打ち壊されないように家主を牽制したように、「あんじゅう」 は 「暗獣」 と 「安住」 のダブル・ミーニングになっている。

  • b シルヴァナ・エストラーダ(2026-06-27)music
  • SSWシルヴァナ・エストラーダ(Silvana Estrada)はメキシコ・ベラクルス山岳地帯の弦楽器職人の娘として生まれた。1stアルバム《Marchita》(2022)の白黒カヴァで頭上に高く伸ばした両手は2nd《Vendran Suaves Lluvias》(Glassnote 2025)では頭の後ろで組まれ、彼女の座る白い肘掛け椅子の隣は空席になっている。失恋、過労による脊髄損傷、誘拐された親友の死などの悲嘆から救ったのはコスタリカ生まれのメキシコ人歌手、チャベーラ ・バルガス(Chavela Vargas 1919-2012)だったという。〈Como Un Pájaro〉は 「愛と憐れみで足は絡み合うだろう」、〈Cada Día Te Extraño Menos〉は「風が雲を引きずる / 私が悲しみを引きずるように」 と歌われる。クラリネットとホルン、クアトロ・ヴェネソラーノ(ヴェネズエラの4弦小型ギター)、Owen Pallettの弦楽アレンジによる〈Dime〉。アルバム・タイトル(スペイン語)と〈No Te Vayas Sin Saber〉の歌詞に、サラ・ティーズデ ール(Sara Teasdale)の詩 「There Will Come Soft Rains」 を引用している。全10曲・38分。見開き紙ジャケ仕様、歌詞ブックレット(スペイン語・英対訳、12頁)付き。

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    • 週末(土曜日)コラム(sknys-lab)の1カ月分を纏めて公開しました(2026-06-26)
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    posted by sknys at 00:08| 東京 ☁| Comment(0) | s k n y s - l a b | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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