2011年11月01日

猫はゴロニャン



  • 毛皮の人は植木箱のなかにまっすぐに背を伸ばして坐ると、艦隊の提督か、灯台守りかあるいはとても年をとった賢人のふくろうのように、おもむろに下方に目を向けました。そして自分にむけてハミングしたのです。/ 穏和な猫がおれの名だ / けんかは死んでも買わないぞ / 完全に自分をコントロールできるようになり、口髭のふるえもやんだとき、彼はヨガを2つしました。意地悪そうな猫としては、このあまりにも月並みでない反応に驚いて、坐りこみました。おまけに数秒の沈黙の後、このへんてこな猫から次の言葉を聞いたときは、耳を疑ったのでした。/「いいよ、もし君が友達になりたくないなら、友達まがいでもいいじゃないか」/ ふさふさ猫の鈴が笑い声のように響き、子猫はといえば木を駆けのぼって、ちょっと小気味よさそうにふりかえりました。ですからあの意地悪猫は、どちらを向けばよいのかも、この予期しない寛大さにどう反応してよいかもわからないようすです。友達まがい相手の小競り合いの第一戦に勝ちを制したのがどちらだったのかさえ、はっきりしないというのが正直なところでした。
    メイ・サートン 『猫の紳士の物語』


  • ◇ 猫毛愛(幻冬舎 2010)蔦谷 香理
  • 飼いネコの抜け毛で作る「猫毛フェルト」を提唱する猫毛フェルターのエッセイ集。「黒猫の猫毛はまっくろけにあらず」 「猫は猫くさいが、健康な猫毛は無臭である」 「毛並み良き猫、健康優良猫」 「猫毛は茶柱である」 「猫毛は自他の境界である」 「なにがなんでも人の足は踏んで歩く」 「でも人に踏まれるのはいや」。一緒に暮らしていた黒猫「ち」(今は実家に引っ越した)や蔦谷家に通って来る「ヘディ猫」などから考察した「50の猫のおきて」。アンリ・フレデリック・アミエル、加藤由子、フレッド・ゲティングズ、パウル・ライハウデン博士、谷崎潤一郎、マイケル・W・フォックス、デズモンド・モリス、キャサリン・M・ブリ ッグズ、梶井基次郎、加藤眞、渡部義通、ウルリッヒ・クレヴァー、ポール・ギャリコ、デリック・タンギー、岩合光昭、大島弓子、山下洋輔、町田康、マリアン・S・ドーキンズなど、「猫たわけ」 な動物行動学者や作家たちの主張や意見を引用しながら、洒脱な文章で「50のおきて」の謎を解く。ネコ写真(カラー32頁)、「世界の毛フェル座」 の歌(楽譜付き)、ショート・ショート「三毛猫プミーの九生」を併録。ちなみに「猫毛」は「ねこげ」ではなく「ねこけ」と読むそうです。

  • ◇ シャナ物語(未知谷 2010)長嶺 ヤス子
  • 1980年2月19日の深夜、原宿で野良ネコを轢いてしまった長嶺ヤス子は「自分の中にあった人間の恐ろしさ身勝手さ」に驚く。その後、彼女は猪苗代湖の借家で捨てネコや犬たちを飼うようになる(猫153匹、犬17匹を養うことは並み大抵なことではないだろう)。しかし、『シャナ物語』は実録ネコ日誌ではない。ネコの国のシャナ(小学5年生)は踊りの名手だ った。秋の全国ダンス・コンクールを前にして、シャナはライヴァルの同級生ルナを国境沿いの川に突き落とそうとして失敗!‥‥逆に川に落ちて不思議な渦の中に巻き込まれてしまう。原宿の路上でクルマのヘッドライトに目が眩んで撥ね飛ばされたシャナはマミーの「低い丘の上に建つ、森に囲まれた西洋館」で看病される。愛犬ピピ(ミニチュアピンシェル)の病死とマミーの死‥‥彼女の遺志を継いだシャナは数多くのネコたちを西洋館に引き取って共に暮らす。ネコを捨てて行く人間の身勝手さ、捨てられたネコたちの死を寓話的に描く。著者による描き下ろしイラスト35点を収録。

  • ◇ 書店員のネコ日和(ポプラ社 2010)田口 久美子
  • ネコ嫌いの老母(87歳)と同居しているヴェテラン女性書店員がノラコ(三毛猫)を内ネコとして飼うまでの顛末を綴ったネコ・エッセイ集。ネコと書店(職場)と本とサッカー‥‥近所のネコたちの生態と出版小売業界の内輪話と「ネコびいき書店員によるネコ本考察」とジ ェフ市原・千葉の応援。外ネコたちの縄張りは一定ではなく、その時の力関係で勢力地図も少しずつ塗り変えられて行くことが分かる。「ジュンク堂事件簿」では売場に現われた暴漢が女子店員を羽交い締めにして千枚通しで刺す(幸い怪我はなかった)という事件の経緯が語られる。「金を返すのか、返さないのか、どっちなんだよ」と怒鳴り、本を破って投げつける返品クレイマー。本タイトルの聞き間違えエピソード‥‥「アライグマの般若心経」「うえだなんとかのうづきものがたり」「情事OLの1984年」。そう言えば、池袋ジュンク堂(3F)にネコ本の特設コーナーがありましたね。フリッツ・ライバーの『跳躍者の時空』(河出書房新社 2010)も並べて欲しかったにゃぁ。

  • ◇ エミリーの記憶喪失ワンダーランド(理論社 2010)ロブ・リーガー
  • 絵本『エミリー・ザ・ストレンジ』(メディアファクトリー 2003)の小説版。記憶喪失に陥った少女ハサミムシ(エミリー)はブラックロックという奇妙な町のカフェ〈エル・ダンジョン〉で働くことになった。「あたし」 の住処は冷蔵庫のダンボールハウス。雇われ女主人カラス、超能力少年ジェイキー、〈危ない人形劇〉のアッティコル、サーカス団長ウムラウト、私立探偵シュナイダー、エミリーに瓜二つの少女モリー・メリーウェザーなど、奇妙奇天烈な登場人物たち。キャベッジ(サバス)、ニッツェル(ニーチェー)、ウィリー(マイルズ)、マクフリーリー(ミステリー)‥‥4匹の黒ネコたちも活躍する。ゴスロリ少女エミリーの綴った日記帳が「1冊の本」になっているという1人称視点の叙述トリック仕立てで、肝腎要のネタバレ部分‥‥冒頭(12頁)と 「記憶喪失19日目」(8頁)は巧妙に破かれている(巻末に収録)。ダーク・ファンタジーというよりはゴシックSFの趣き。原本『Emily The Strange: The Lost Days』(HarperCollins 2009)は絵本と同じく、赤と黒のスタイリッシュな2色刷り。日本語翻訳版よりも凝った造本になっている。

  • ◇ 猫の一年(文藝春秋 2011)金井 美恵子
  • 「別册文藝春秋」に4年間連載されたネコとフットボールについてのエッセイ集。表題は4年に1度開催されるW杯と「猫の1年」(ネコの加齢は人間の4年に相当する)が似ていることから。つまり「A Year Of The Cat」というわけ。2度のW杯(ドイツと南アフリカ大会)の報道や愛猫トラーの秘密だけではなく、デニス・ベルカンプの引退記念試合、右眼の手術と煙草(禁煙)、ヒデさん(中田英寿)の引退、イモ・ジュリー(沢田研二)の還暦、マイケル・ジャクソンの死、買物袋(レジ袋・エコバッグ)‥‥など多岐に渡る。金井美恵子が言及する人物は齋藤孝、村上龍、モギケン(茂木健一郎)、高橋源一郎、香山リカ、宮崎駿、萩本欽一、田村正和、矢沢永吉、郷ひろみ、岡田武史、後藤明生、武田百合子、山田風太郎、大岡昇平、深沢七郎など‥‥。長年の読者ならば名前を挙げただけで、誰を褒めて誰を貶しているのか分かるはず。「目白雑録シリーズ」との差別化が難しいけれど、『日々のあれこれ 目白雑録 4』(朝日新聞出版 2011)よりも多彩でヴァラエティに富む。姉・久美子さんが描いたネコやウサギやリスをモチーフにしたカラー装画も可愛い。

  • ◇ 猫の紳士の物語(みすず書房 1996)メイ・サートン
  • 黒い袋を持った動物救援連盟の男性に連れ去られようとしていた5匹の仔猫たち。アレクサンダー少年が救い出した「毛皮の人」は約6ヵ月後のある晴れた夏の日、家を出てホームレス猫となる。前胸と手足、長い尻尾の先だけが真っ白く、緑色の目をした虎縞の猫の紳士は「街の顔猫」に成長したが、2歳の時に定住した家猫になろうと決断する。煮立てたハドック(鱈)の匂いに惹きつけられて老婦人宅のキッチンに跳び込んで青い目の飼い猫に撃退されたり、乾物屋の主人にミルクと「年齢不祥のハンバーガー」(食べずに新聞紙で覆う)を与えられたり‥‥。「毛皮の人」は朝一番にコーヒーを買いに来たネコ好きのミセス・シーバーさんに貰われて行く。しかし、そこは庭付きの瀟洒な一軒家ではなく煉瓦造りの小さなアパートだった。コマ切れベーコンを食べ、いり卵を残した「毛皮の人」は地獄の牢獄を後にして、2人の中年独身婦人の住む家のポーチに辿り着く。そこで紳士猫に相応しいハドックを御馳走になる。

    念願の庭付きの家ネコとなった「毛皮の人」は「やさし声」と「ぶっきら声」の2人のハウスキーパーにトム・ジョーンズ(ヘンリー・フィールディングの小説の主人公名)と命名される。隣家の三毛猫ネリーに恋狂いしているグレイ猫との闘い。下唇を切って出血し負傷したトム・ジョーンズの身を案じたハウスキーパーに施された避妊手術(去勢)と後遺症、またたび酔い、玩具のネズミ捕り、引っ越し‥‥。争うことを止めた紳士猫は平和を愛する優猫となる。再版の「まえがき」で作者は「ぶっきら声」のメイ・サートンと「やさし声」のジ ュディ・マトラックがケンブリッジへ引っ越す前に暮らしていたメイナード・プレイスの家を1年間ウラジミール・ナボコフ夫妻に貸した折りに、トム・ジョーンズが下宿人となったというエピソード明かしている。「毛皮の人」は書斎の肘かけ椅子に坐るナボコフの胸に抱かれたのだ。NYで活躍する画家ベンジャミン・レヴィが日本語版のために描き下ろしたイラスト10点(カラー画4枚)もユーモラスで愉しい。

  • ◇ 魔法の猫(扶桑社 1998)ジャック・ダン&ガードナー・ドゾワ(編)
  • 他のどの動物よりも遙かに多く書かれて来たという「猫小説」の中から2人の編者が全18篇(日本語翻訳版は17篇を収録)を厳選した猫アンソロジー。選出の条件は 1. 猫にまつわる小説(ライオン、虎、豹、チータ、ピューマ、大山猫、ジャガー、黒豹など家猫以外のネコ科の動物を除く)。2. 猫そのものを中心とした物語。3. 主人公が "猫型" エイリアンに遭遇する厖大なSF小説も除外。4. 過去30年間に発表された現代の作品(19〜20世紀前半の作品を省く)。5. ヴァラエティに富んだ作品集にすること。その結果、SF、ファンタジー、ミステリ、ホラー、黒いユーモア、奇妙な味‥‥などのジャンルから多種多彩なネコたちが収集された。『Magicats!』(1984)の冒頭を飾るのは「SF史上最高の猫の呼び声も高い」ガミッチが活躍するフリッツ・ライバーの 「跳躍者の時空」(1958)。コードウェイナー・スミスの 「鼠と竜のゲーム」(1955)はテレパシー能力を持ったピンライターとパートナーの猫が協力して多次元空間を航行中の平面航法船を襲う「竜」を駆逐する未来SFである。

    スティーヴン・キングの 「魔性の猫」(1977)は製薬会社の創業者からの依頼を請け負ったプロの殺し屋がターゲット(飼い猫)と対決するスプラッッタ・ホラー。パメラ・サージェントの 「猫は知っている」(1981)は、ある日突然、動物の思考していることを人間が理解してしまうというサキの「トバーモリー」にも相通じるブラック・コメディ。アーシュラ・K・ル=グィンの 「シュレディンガーの猫」(1974)はタイトル通り量子力学の思考実験で有名なネコを実在させたシュールな幻想小説。ロン・グーラートの 「グルーチョ」(1981)は共作者に先立たれたハリウッドの脚本家がスランプに陥り、秘密の儀式(降霊会)でパートナーを呼び出すというオカルトもの。ヘンリー・スレッサーの 「猫の子」(1957)はアンゴラ猫と結婚した母親から生まれた主人公(ぼく)が婚約者を父親(ネコ)に紹介しようとする風変わりなファンタジー。バイロン・リゲットの 「猫に憑かれた男」(1960)は南国の楽園で余生を送ろうとして離れ島に猫と移り住んだ作家の悲劇。ノックス・バーガーの 「愛猫家」(1961)は膀胱炎になって衰弱した飼い猫を水死させた男の怪談。

    友達の少女の飼い猫がエイリアンだった?‥‥というテリー・カーの 「生まれつきの猫もいる」(1973)。遠未来都市で母猫が夢に棲む影の吸血鬼から少年を救うエドワード・ブライアントの 「ジェイド・ブルー」(1991)。大金持ちのおばに養育されている男が遺産目当てでネコに扮装するゲリー・ジェニングスの 「トム・キャット」(1970)。遺伝子操作で生まれた猫娘と同居する裕福なな青年が貧しい娘に「求愛」するジーン・ウルフの 「ソーニャとクレーン・ヴェッスルマンとキティ」(1970)。マンリー・ウェイド・ウェルマンの 「魔女と猫」(1939)は棲み家から追い払われた猫が魔女に復讐するファンタジー。ジョン・クロウリーの 「古代の遺物」(1977)はヴィクトリア朝時代のクラブ喫煙室で語られる「不倫疫病」の法螺話。ロバート・シルヴァーバーグ&ランドル・ギャレットの 「ささやかな知恵」(1958)は和平交渉のために地球へ来た使節団の団長と修道女の猫が修道院で殺害されるSFミステリ。2人の編者とマイクル・スワンウィックが共作した 「シュラフツの昼さがり」(1984)は呪文を間違えて、レストランで恐竜になった魔法使いと使い魔ネコの物語。

  • ◇ 三毛猫がくれた幸福(講談社 2010)矢口 高雄
  • 1989年(平成元年)、庭に迷い込んで来た三毛猫。ある深夜、仕事場から帰宅した著者が寝酒の肴の紅鮭缶で釣って室内へ招き入れた子ネコは矢口家の飼い猫「ナッコ」となる。彼女は前半の10年を「ナッコ」として、後半の13年間は隣家の「ミーコ」として暮らして、2010年1月29日に生涯を全うした(享年23歳)。サブタイトルに「ボクを癒してくれた「役立たず」のナッコ」とあるように、本書はナッコの死後「ペットロス」の悲しみと虚脱感に襲われた著者がナッコとの出会いから別れまでを綴った「愛猫記」である。マンガ家らしく敢えてナッコのスナップ写真は1枚も採用せず、イラストや1コマ・マンガでナッコの姿を描いている。猫マンガ『ふるさと「タマの失踪」』(24頁)も特別併録。「あとがき」 ではポール・ギャリコの『猫語の教科書』(筑摩書房 1995)の中の「別宅を持ってしまったら」を反面教師的な処方箋として引用する。「釣りキチ三平」くんは学校へ通っていたんですね。登校拒否児童(野生児)ではないかと、30年近く思い込んでいたけれど。

  • ◇ ちびねこ絵本(白泉社 2010)大島 弓子
  • 『ちびねこ‥‥』とタイトルにあるように、「綿の国星」のヒロイン・須和野チビ猫を主役にした絵本で、オールカラー全71編のショート・ストーリ(4頁)が文庫版サイズに凝縮されている。パステル・カラーの淡い色合いに、緑の目と白いドレスのチビ猫が映える。サバやグーグーは大島弓子(作者)の1人称視点で描かれていたが、「絵本」は「ちびねこ」という主語で始まる3人称視点(文章は平仮名とカタカナだけで書かれている)。飼主の母親や父親は登場するのに、何故か須和野時夫の姿がない。もしかしたら、「ちびねこ」 の話者(語り手)は黒子に徹した時夫なのかもしれない。子ネコは1年で成猫になるけれど、チビ猫は成長しないどころか逆に耳が大きくなって幼い印象になって行く。浪人中の時夫は大学に入学出来たのか、ひっつめみつあみ(恋人)との仲は一体どうなったのか?‥‥大島弓子の作品の中の女主人公のような可憐な娘ネコに成長したチビ猫の「恋愛ストーリ」を読みたかった気もするけれど、無理な注文‥‥叶わぬ恋なのかしら。

  • ◇ チロ愛死(河出書房新社 2010)荒木 経惟
  • 愛猫チロの最期の3ヵ月(2009年11月30日〜2010年3月3日)を看取った写真集。横長でコンパクトな版型は写真集というよりも「私家版アルバム」に近い。時系列順に並んだ写真の多くは右下に撮影年月日が記されたコンパクト・カメラによるスナップ・ショットで、室内のフラッシュ撮影では緑目になっているし、猥雑なヘア・ヌードやアラーキー本人の写真なども無造作に挿入されている。華やかで可愛いだけのペット写真にはない生々しさと哀しさが漂うドキュメント。次第に痩せ細って行くチロ、青いマットの上で横たわるチロ、柩の中で花に包まれて眠るチロ、荼毘に伏されて骨になったチロ!‥‥彼女の死後も、ベランダ(爬虫類や恐竜や動物たちのフィギュアがいる)から撮ったと思われる風景写真(空、雲、電線、樹々など)が30頁余りも続く。天国へ旅立ったチロを愛慕するように‥‥「チロはAの愛人生、ずーっと」。

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    シャナ物語

    シャナ物語

    • 著者:長嶺 ヤス子
    • 出版社:未知谷
    • 発売日:2010/03/10
    • メディア:単行本
    • 目次:プロローグ──ネコの国のシャナ / ココア / クロとチビ / マミ / ヨネの家族 / チとユ / 魚屋さん / ビバちゃん / 愛子さん / 煮干し盗り / ノ / ソッパの想い出 / ジジ / 龍の一家 / モエタと文太 / チロ / モンちゃん / ニ / ヨウ / アリス / 鯉のぼり / チーコ


    書店員のネコ日和

    書店員のネコ日和

    • 著者:田口 久美子
    • 出版社:ポプラ社
    • 発売日:2010/03/26
    • メディア:単行本
    • 目次:ノラコによる開店のご挨拶 / ネコを書く / ノラコ登場 / ネコの避妊 / ノラネコ捕獲作戦 / 嵐の去ったあと / 茶々の出奔、ノラコの災難 / ネコの習性? / 消えたノラコ /「車輪の下」戦争 / ネコの品格 / ジュンク堂事件簿 / ソトネコの寒さ対策 / クロ・ファミリ...


    エミリーの記憶喪失ワンダーランド

    エミリーの記憶喪失ワンダーランド

    • 著者:ロブ・リーガー(Rob Reger)/ ジェシカ・グルーナー(Jessica Gruner)/ バズ・パーカー(Buzz Parker)/ 西田 佳子(訳)
    • 出版社:理論社
    • 発売日: 2010/02
    • メディア:単行本
    • 『エミリーの記憶喪失‥‥』を読み解くための13の鍵:謎 / イケてるゴーレム / 高性能パチンコ / 4匹の黒猫 / 記憶喪失 / 不幸のポーカー / 歯をむくポニー / 怪しい補導員 / リストはいつも13項目 / 砂嵐発生機 / 他人の空似か生霊か / 極秘のミッション / ハサミムシ


    猫の一年

    猫の一年

    • 著者:金井 美恵子
    • 出版社:文藝春秋
    • 発売日:2011/01/14
    • メディア:単行本
    • 目次:「ことサッカーに関して、男は正直であらねばならない」?/「ことサッカーに関して、男は正直であらねばならない」? 2 /「引退」と「ロマンティシズム」/ ドッグイヤー、あるいは、/ 眠っている猫をおこす / 再び、の前に / 最後の1年、最初の1年 / 今日も元気だ。(?)タバコがうまい / 眼先のこと ふたたび、タバコ / トラーの秘密 / トラーの...


    猫の紳士の物語

    猫の紳士の物語

    • 著者:メイ・サートン(May Sarton)/ 武田 尚子(訳)
    • 出版社:みすず書房
    • 発売日:1996/09/25
    • メディア:単行本
    • 目次:アレクサンダーの毛皮から街の顔猫へ / 冒険 / 逃亡 / 鱈のごちそう / 帰郷 / 命名されて、名なし猫と争う / トム・ジョーンズは万事を把握する / ジョーンズの試練 / またたびの二日酔い / ねずみは逃走中 / 主人はだれだ / 紳士猫の第11戒、または窓際猫の意見
    posted by sknys at 01:25| Comment(4) | TrackBack(0) | c a t 's c r a d l e | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
    この記事へのコメント
    ニャチャン 可愛い
    Posted by 宮崎駿 DVD 動画 at 2011年11月16日 11:29
    やっと撮れた1枚です^^
    Posted by sknys at 2011年11月18日 22:48
    友達まがい相手の小競り合いの第一戦に勝ちを制したのがどちらだったのかさえ、はっきりしないというのが正直なところでした。
    Posted by ホンボシ~心理特捜事件簿~ DVD at 2011年12月15日 13:40
    「火災調査官・紅蓮次郎〜炎の動きが読める!? 放火魔からの挑戦状!」も
    DVD化するのでしょうか?
    Posted by sknys at 2012年01月19日 01:56
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